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もっと早く知っていればよかった!バイトでも育休は取れるんですか?

はじめに

ここ数年、待機児童が問題になっています。

確かに、仕事に復帰したくても、子供を預ける保育園が見つからないのは辛いですよね。

そんな話を聞くと、正社員として働いていない人は他人事に感じる人もいるかもしれません。

産休や育休は正社員の特権。

私は勝手にそう思い込んでいました。

だって、私の周りにバイトやパートで産休や育休を取った人に会ったことがなかったから。

でも、調べてみるとそうではないのです!

アルバイトやパートでも産休や育休を取る権利があることを、つい最近知りました。

もっと早く知っていたら、私も育休とってバイトを続けられたんじゃないかと思い、
時すでに遅しですが調べてみることにしました。

「産休」については働きながら情報が結構入ってきます。

お腹が大きくなりつつも、仕事先に足を運んでいるので、聞きたいことはすぐに聞ける。

でも育休の情報はとっても少ないのが現実。

今回は、バイトしながら将来出産を迎えるかもしれない方のために、
情報が手に入りにくい「バイト」の「育休」に焦点を合わせて、詳しくご紹介していきたいと思います。

育休とは?

「育休」ってワードは時々耳にしますが、どのようなものかご存知でしょうか?

育休=「育児休業」の略で、産休の後に取得することが出来る休業のことです。

その期間は子供が1歳になるまでの間。

「産休」が女性でないと取得できないのに対して、

「育休」は男女ともに取得することができます。

これは育児介護休業法第二条以下に定められている権利で、勤め先によっての決まりではありません。

女性で育休を取ることは珍しくありませんね。

でも、最近では男性でも育休を取る人が増えてきました。

最近では、子だくさんで知られている「つるの剛士さん」が育休を取得して話題になりましたね。

タレントのつるの剛士(40)が25日、水曜日レギュラーを務める日本テレビ系『ヒルナンデス!』(月~金 前11:55)に生出演。6月に第5子が誕生するため約1ヶ月の間、育児休業に入ることを報告した。
参照:オリコンニュース


森三中の大島美幸さんの旦那様で脚本家の鈴木おさむさんも、1カ月の育休を取りました。
 

お笑いトリオ・森三中の(35)との間に第1子となる男児が誕生した、放送作家・鈴木おさむ氏(43)が6日、自身のブログを更新。「この機会にテレビの放送作家業を約一年お休みさせていただくことにしました」と報告した。
参照:オリコンニュース

女性に比べると、男性の育休のパーセンテージはかなり低めですが、芸能人が取得することなどによって、世の中でも男性が育休を取れることが認知されてきました。

育休はどんな人がとれるの?

雇用形態を問わず、アルバイトやパートでも育休を取れる権利はあります。

しかし、どのような人も気軽に取ることはできるのでしょうか?

育休は男女ともに取得することができるもの。
しかし、非正規社員の場合には、育児休業をとるためには条件があります。

  1. 現在、働いている会社で1年以上はたらいていること
  2. 週3日以上の勤務をしていること
  3. 子どもが1歳を迎えてからも、雇用される見込みがあること
  4. 期間雇用の場合には、子どもが1歳になってから、さらに1年以上先まで契約期間があること。

これらの条件を満たす場合に、バイトやパートでも育休を取得することができます。
この条件なら、もっとたくさんの人が育休を取っていてもいいと思うのですが、全国の企業と25~44歳の女性労働者のアンケート結果によると、アルバイトやパートに育休を実施している企業は3~4割と、まだまだ気軽に誰でも取れる環境にはないようです。

 

育休の期間は?夫婦同時に取れるの?

「育休」は男女ともに取ることができます。

しかし男女で開始時期が異なります。

女性は、産後休業(出産日の翌日から8週間)終了日の翌日から、子どもが1歳の誕生日の前日まで取れるのに対して、男性は、子どもが生まれた日から取ることができます。

今までは原則として、1歳に達するまで保育所に入れないなどの場合には、例外的に1歳6カ月に達するまで延長できることになっていましたが、平成29年の改正法で、1歳6カ月に達した時点で、保育所に入れない等の場合に再申請することで、育休の期間を最長2歳まで延長できるようになりました。

さて、育休は男女のどちらか片方が取得していると、もう片方が取れないと思っている人も多いようですが、夫婦同時に取得することができます。
この制度は平成22年3月に、改正育児・介護休業法が施行され、可能になりました。

上に小さな子供がいる場合には、夫婦二人同時に休めると本当に助かりそうですね。

 

育休の手続き方法

育休の申請が出来るようになるのは、育休の休業期間が始まる1カ月前から。

育休の手続きは働いている会社が手続きを行います。

そのため、手続きに必要な書類を本人が用意する必要があります。

一般的には次にような書類が必要になります。

  • 育児休業給付金を受け取る者の育児休暇開始時の賃金月額証明書
  • 育児休業給付受給資格確認票
  • 育児休業基本給付金支給申請書
  • 振り込み講座の預金通帳のコピー
  • 母子健康手帳のコピー
  • 印鑑

必要な書類は会社によって異なるので、まずは会社に問い合わせてみましょう。

 

育休中でも安心。受けられる2つの経済支援

育休中にはお給料がいつものように入ってこないので、経済的に不安に思う人もいますよね。

そんな人に朗報!

育休中に経済支援を受けることができます。

もちろん男性も。

 

1:育児休業給付金

申請をした人の加入している雇用保険から支払われるものです。
原則として、子どもが1歳になるまでの間受給できます。
女性の場合は、産後8週間後から、男性の場合には出生日、もしくは出産予定日から受け取ることが可能です。
特別な理由がある場合には、子どもが1歳6カ月になるまで延長して受給することができます。
具体的には、

  • 最初の6か月・・・それまでの賃金月額×67%
  • 以降子供が1歳になるまで・・・それまでの賃金月額×50%

を育児休業給付金として受け取ることができます。

 

2:社会保険料の免除

育休中の健康保険料、厚生年金の支払いを免除してもらうことが可能です。
免除の期間は月単位で出来るので、育休の期間に合わせて無駄なく免除してもらえます。
このように見ていくと、

  • 育児休業給付金が支給される
  • 社会保険料の免除

これらを踏まえて手取りで考えると、最初の6か月は育休前の手取りの約8割程度、受け取ることが出来る計算になります。(人によって違うので、おおよその参考ですが)
ただ、それ以降になると育児休業給付金は50パーセントに減ってしまい、仕事に復帰するまでは家計収入がガクンと減ってしまいます。

そんな時、ちょっとでも働いちゃダメ?と思う人もいるのではないでしょうか?

 

育休中にバイトしてもいいの?

給付金をもらっているんだから、育休中は働いちゃダメなんじゃない?と思う人も多いと思います。

しかし、実は働くことは可能です。

2014年に法改正され、これまでより働きやすくなりました。

しかし収入には範囲があり、給付金とアルバイトを合わせて、育児休業以前の月額賃金の8割以下。
この範囲の収入であれば、働くことが可能です。

ただし、この条件さえ守れば働いていいというわけではありません。

育児休業給付金を受け取っている場合には、他の会社での就業を認めていない場合も多いようです。

会社によって副業などのダブルワークを認めている会社なら、短期のアルバイトならOKという場合もあるので、会社に確認してみましょう。

また、育休明けに復帰予定がある場合には、ならし勤務としても短期アルバイトとして働く日も最近では増えています。

やはり今まで働いていた生活を、突然断ち切るのは不安もあります。

このまま社会に復帰できなかったら、なんて育休明けの不安を抱える人も多いようです。

社会と少しでも接点を持てるように、1日数時間でも育休中に仕事を続けたいと思っている人は、勤務先に相談してみるのはどうでしょうか?

仕事にもよりますが、在宅で数時間の勤務扱いで週に数日働く働き方もあるようです。

 

育休をスムーズに取るには?

アルバイトで働いている場合、その職場が育休を取得することを認めていても、実際に申請したらどうなんだろう?と不安に思う人もいるのではないでしょうか?

実際に私の周りでは、バイト中に妊娠・出産した人のほとんどが、何も確認せずアルバイトを辞めています。

「子どもを産んでから続けたらいいのに」と話したところ、「多分、クビになるんじゃないかな」と、自分の中で辞める決断をしていました。

確かに法律では育休の取得を定められていても、職場によっては育休を取れる環境にない職場もあります。

だからといって、勝手に育休が取れないと決めつけるのはどうでしょうか?

人手不足が問題になっている今、育休を経ても職場復帰してほしいと思う職場もあるはずです。

もし育休が取れる環境にある場合には、どのようにすれば、自分も会社も気持ちよく育休を取得することが出来るのでしょうか?

それにはなんといっても、普段から職場でのコミュニケーションを大切にすること。

もちろん仕事も一生懸命しますが、会社との信頼関係を築いておくことが大切です。

権利といっても育休を取るとなると、他の同僚に迷惑をかけることもあります。

育休を取る間の人材確保も必要になります。

産休・育休を取得することは、長期間休むことになるので、会社になかなか言い出せない人もたくさんいます。

しかし、会社も自分も余裕をもって育休の準備に入れるように、早めの報告・相談をしましょう。

普段からのコミュニケーションと信頼関係があれば、育休を取得したい際の相談もスムーズになります。

 

まとめ

今回は「バイト」の「育休」について詳しくご紹介してきました。

現在、妊娠をしている人、これから子どもを考えている人の少しでもお役に立てればと思います。

アルバイトだと育休は取れない。と思っている人もたくさんいますが、アルバイトやパートなど、非正規社員であっても妊娠・出産を理由に解雇することは法律で禁止されています。

せっかくいままで頑張ってきたアルバイトを、育休が取れないという理由で辞めてしまうのはもったいないと思いませんか?

条件は色々ありますが、自分が育休を取得できる条件に当てはまるのであれば、ぜひ上司に相談してみてください。

また、育休中に完全に社会と離れてしまうのはとても不安になります。

私も、妊娠、出産を経験し、いざ社会復帰をしようと考えた時に、底知れず不安に襲われました。

そんな不安を解消するために、現在では育休中でも出来る範囲で働くという選択があります。

もちろん、子育てにはかなり体力を使うので、出来る範囲ですがマイペースで少しずつ働く手もあります。

以前は産休・育休を取る人は少なく、相談できる場も少なかったのですが、今ではそれが当たり前になりつつあります。

まずは会社はもちろんですが、経験者に相談をしながら、自分にあった子育てと仕事の両立を探してみてください。