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転職先で源泉徴収票を求められたらどうする? 紛失などのトラブル対処法も一挙紹介!

 

皆さん、こんにちは。

 

企業に勤めていると必ずその年の収入や納税額を明らかにする、源泉徴収票を企業が発行してくれますよね。

 

源泉徴収票の存在意義を、詳しく理解していないで働いているという方も多いのではないでしょうか?

 

かくいう私も、自分で確定申告をするまでは源泉徴収票の必要性はまったく感じられませんでした。

 

しかし、1つの企業に勤め続ける場合にはあまり気にしなくても問題ありませんが、転職する際には源泉徴収票はとても重要な意味を持ちます。

 

そこで今回、こちらの記事で転職先で源泉徴収票を求められる理由から、なぜ提出しなくてはいけないのか、そもそもどうやって発行するのかなど、源泉徴収票に関わるあらゆるお悩みを解消したいと思います。

 

せっかく発行してもらったのに紛失してしまったという方も、こちらの記事を参考に焦らず対処してください。


 

そもそも源泉徴収票ってなに?


たとえアルバイトであろうと年末になれば、基本的に給与明細と一緒に源泉徴収票も渡されると思いますが、そもそも源泉徴収票とは何なのかご説明したいと思います。

 

源泉徴収票は1月から12月にかけての、その企業で受け取った給与と納めた所得税の金額、控除された金額などが記載されている、年間の収入証明書と言えるべき書類です。

 

翌年度の納税額を決めるために、前年度の所得を申請する確定申告の受付が2月中旬から3月中旬まで税務署で行われますが、自身で確定申告しなくてはいけない場合には給与明細ではなく、源泉徴収票を持参して税務署に足を運ぶ必要があります。

 

とても大切な書類ですが、一カ所からしか収入がない方でしたら自身で確定申告をする必要はなく、年末調整を企業が行ってくれますので、保管しておくだけで特に必要とされることはあまりありません。

 

しかし、転職して別の企業で働き始める際には前職の源泉徴収票が必要となることがあります。

 

何で転職先に源泉徴収票を求められるの?

それでは続いて、転職した際に転職先で源泉徴収票を求められる理由をご説明したいと思います。

 

転職先で源泉徴収票を求められる理由は主に2つです。


 

年末調整に必要だから


1つは転職先の企業が年末調整を実施する際に、その雇用している人の源泉徴収票が必要になるからです。

 

複数の企業に同時に勤めている場合には異なってきますが、転職して新しい企業で働き始めた場合、年末調整は前職の企業ではなく転職先の企業が担当することになります。

 

仮に前職の企業で1月から10月まで働き、11月から転職先で働き始めたとしても、年末調整を実施するのは転職先の企業です。

 

その手続きをする関係から前職の源泉徴収票を転職先の企業から求められることになりますので、時期が来て求められた際には前職の企業に連絡を取り発行してもらいましょう。

 

収入を把握するため


そしてもう1つの理由ですが、前職でどれくらいの収入を得ていたのか、企業が把握しておくためです。

 

その把握する理由は企業によって異なるとは思いますが、前職でどれくらいの収入があったかは給与を決定づけるための重要な情報となりますし、副業などを行っていないかを見極める情報とも言えます。

 

源泉徴収票を持ってくるように求めたのにも関わらず、持参してこない社員は何か後ろめたい理由があるのかと疑われてしまうことにもなりかねませんので、要求には応じたほうが良いでしょう。


 

転職後に源泉徴収票を発行してもらう方法


円満に前職の企業を退職していたとしても、退職している以上、再度前職の企業に連絡するのは後ろめたく感じられる方も多いのではないでしょうか?

 

しかし、転職後に源泉徴収票を発行してもらうのには、自分で前職の企業に連絡するのがもっともスムーズな方法となります。

 

何も言わずに勝手に退職してしまったり、問題を起こして解雇されたりしていない限りは、源泉徴収票が必要になったと素直に連絡すれば大多数の企業は発行してくれますので、気負わずに連絡してみてください。

 

仮に非常識な形で退職していたとしても社会の仕組みとして源泉徴収票が必要になることはどこの企業でも理解していると思いますし、もし発行してもらえないようでしたら現職企業の方に連絡をしてもらうか、外部の税理士を頼りましょう。


 

働いているのに源泉徴収票が発行されない


また、転職先でも前職でも稀にあり得るケースですが、年末の給与明細と一緒に源泉徴収票を発行されないこともあります。

 

私が正社員として働いていた、飲食業界のベンチャー企業は年末に源泉徴収票を発行されることがありませんでした。

 

すでに会社はなくなっているようですが、そういった会社に勤めている場合には早期に転職を検討したほうが良いでしょう。

 

というのも、源泉徴収票は会社が雇用契約を結んでいる社員やアルバイトの給与から、所得税を納税している証明ともなる書類です。

 

つまり、真っ当に税金を納めている会社なら源泉徴収票が発行されて当然と言えるでしょう。

 

そんな源泉徴収票が発行されないということは、会社経営者が納税の義務を怠っていることになります。

 

源泉徴収票の発行を申請して発行されるのなら例外と言えますが、脱税行為は懲役を科せられる重大な罪状と言えますし、会社ぐるみで行っているとなると脱税額も大きくなるでしょう。

 

どういった理由にせよそんな会社に将来性はありませんので、風通しの良い会社かどうか、源泉徴収票から見極められることを頭の片隅に置いてみてはいかがでしょうか?

 

転職先には絶対に源泉徴収票を提出しないといけない?


さて、源泉徴収票を転職先の企業から求められた場合、何かしらの理由から提出したくないと考える方もいると思います。

 

年末調整や収入の把握を目的として源泉徴収票を求められたら、絶対に提出しないといけないのでしょうか?

 

答えはNOです。あくまで任意であり、義務ではありません。

 

自分で確定申告をする!


収入がある以上は納税の義務が発生しますし、住民税なども支払わなくてはいけなくなりますので、収入の申告は必要不可欠です。

 

企業に勤めているとその申告を年末調整として行ってくれますが、自分で確定申告をすることもできます。

 

自分で確定申告をすれば年末調整を企業が行う必要はありませんので、必然的に年末に源泉徴収票を持参する必要もなくなるでしょう。

 

手間がかかりますし税金に対する知識がないと難しく感じられるかもしれませんが、私は納税の知識がまるでないフリーターの時に自分で税務署に足を運び、確定申告を行ったことがあります。

 

確定申告の期間内に税務署に足を運ぶと、担当者の方から申告書作成の方法を親切に教えてもらえますので、必要書類が揃っているのなら問題なく申告できますよ。


 

確定申告じゃないとダメなケースもある


また、転職しても年末調整ではなく自身で確定申告を行わなくてはいけないケースもあります。

 

1つは年内に転職先が決まらなかったケース。前職の企業で1月から11月まで働き、転職先の勤務開始が1月の場合には、自分で確定申告をしなくてはいけません。

 

もう1つは2ヵ所以上収入源があるケース。転職して正社員として働く傍ら、副業で何かしらの収入を得ていたり、公営ギャンブルで規定されている金額以上の配当を受け取った場合なども一時所得となりますので、自身で確定申告をする必要があります。

 

年内に転職が決まって働き始め、副業などの収入もない場合には転職先の企業に年末調整を行ってもらえば問題ありませんが、年をまたいで転職をしていたり、複数の収入源がある方は年末調整ではなく確定申告をしなくてはいけませんので覚えておきましょう。

 

源泉徴収票をなくしてしまった!どうするべき?

せっかく前職の企業に連絡をして源泉徴収票を発行してもらったのにも関わらず、どこに保管したのか分からなくなってしまったり、紛失してしまったりすることもあるでしょう。

 

そうした際には再度前職の企業に連絡をして、再発行の手続きをしてもらってください。源泉徴収票の再発行自体は不可能ではありませんので、頼めば再発行してもらえると思います。


 

前職の企業にお願いする


ここで大切なのが、自身の落ち度を素直に伝えて前職の企業に要請することです。

 当然ではありますが、企業の経理担当の方や担当の税理士の方がしかるべき手続きを行って、あなたの源泉徴収票を発行してくれます。

紛失してしまったということはその手間を再度かけてしまうことに他なりません。 誠意を持って紛失してしまった落ち度を謝罪し、その上で再発行の手続きをお願いしてください。

 

再発行してもらえない場合はどうする?


しかし、仮にどれだけ再発行の手続きが面倒に感じられても、その要請を前職の企業が断ることはできないと言っても良いでしょう。 決して不可能ではありませんが断ったところでトラブルに発展する可能性がありますし、企業にとってのメリットが感じられません。

ただ、企業が源泉徴収票の発行を求められる時期は、総じて年末調整の時期です。業務で忙しく手が回らなかったり、忘れてしまっている可能性もありますので、いつまで経っても再発行してもらえないことも充分に考えられるでしょう。

そうした際には気が進まないかもしれませんが、再発行の進捗がどうなっているのか再度企業に問い合わせてください。

稀に再発行の手続きを拒否されることもありますが、そうした際には前職企業の管轄にある税務署に相談をするか、「源泉徴収票不交付の届出書」に必要事項を記入して税務署に提出しましょう。

税務署から正式に前職企業に源泉徴収票を発行するよう連絡が行くことになりますので、対応してもらえる可能性は高くなるのではないでしょうか。

 

年末に源泉徴収票が間に合わない!どうすれば良い?


さて、こちらで最後の項目となりますが、前職の企業に連絡をして源泉徴収票の発行をお願いしていたとしても、何かしらの理由から転職先の企業が行う年末調整に書類の送付が間に合わないケースも考えられます。

そうした場合には年末調整をしてもらうことができませんので、自身で確定申告を行いましょう。

確定申告の仕方に関しては軽く前述致しましたが、年末調整を企業が実施するタイミングと、確定申告の受付期間は異なります。

年末に源泉徴収票が間に合わなくても、2月中旬から3月中旬にかけての確定申告受付期間までには源泉徴収票が発行されていると思いますので、自分で税務署に足を運んで申告してください。

その後は再度転職したり副業をしていない限りは、転職先の企業に年末調整を任せておけば問題ありませんので、間に合わなかった時の対処法として覚えておきましょう。

 

終わりに

いかがでしたか?

今回は転職した際の源泉徴収票をテーマとしてあらゆるシチュエーションを加味した対処法をご紹介いたしましたが、確定申告を含め、源泉徴収票の扱いは決して難しいものではありません。

 収入を証明するために必要な書類ですし、転職前の企業に申請すればちゃんと発行してもらえるでしょう。

転職先の企業に迷惑をかけないためにも、早期に源泉徴収票を提出して仕事に精を出してください。