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会社をやめようとしているそこのあなた!会社を辞めずに社内転職できないか考えてみよう!

 


サラリーマンなら誰でも一度は転職を考えたことがあると思います。「ほかにやりたい仕事がある」「会社の将来性が不安」「給与に不満がある」など、いろいろな理由があって転職していますが、「前の会社にいたほうが良かった」と後悔する人は多いようです。転職はリスクを伴う選択ですから、できれば避けたいものです。

そこで転職を考えている人におススメしたいのが社内転職です。社内転職であれば、転職で負うようなリスクはほとんどありません。

社内転職とはどのようなものでしょうか。社内転職はどんな人に向いているのでょうか。社内転職を経験した現役サラリーマンが社内転職のすべてをお伝えいたします。

 

ところで社内転職ってなんだ?


社内転職というのは、いま勤めている会社を辞めずに、いまの会社の中で仕事を変えることです。会社を辞めてしまう転職は、失敗したと思っても元の会社に戻ることはできません。転職というのは大きなリスクを伴う選択です。できれば転職は避けたいものです。転職という方法を選ぶ前におすすめしたいのが、会社を辞めずに仕事を変えることができる社内転職という方法です。

会社によっては、次のような社内転職の制度を設けている場合があります。自分の会社の制度を調べてみるといいでしょう。

 

  • 人事異動:組織の活性化や不正防止、人材育成を目的として行う配置転換
  • 社内公募:特定の部署やプロジェクトで必要な人材を社内から募集する制度
  • 社内FA:社員が自分の資格やスキルを公表して配置転換を希望する制度

 

自分の会社の中に、このような社内転職の制度がない場合はどうすればいいでしょう。あきらめて転職をするしかないのでしょうか?そんなことはありません。自分で自分を売り込むという方法があります。この方法は社内FAと同じようなものですが、チャレンジしようと思えば誰でもできる方法です。

 

なぜ社内転職をすすめるのか


転職したいと思っている人は、まず社内転職を検討してみましょう。会社を辞める転職は大きなリスクを伴います。リスクはできれば避けていただきたいものです。どんなリスクがあるかを知っていれば、社内転職を試してみようと思っていただけるでしょう。転職には次のようなリスクがあります。

 

  • 転職をしても、人事異動で望まない仕事に変わったり、転勤で勤務地が変わってしまう可能性はどこの会社にもあるので、やりたい仕事だけできる保証はない
  • 未経験の職種に転職するのはとてもハードルが高いし、給与は下がるのが一般的
  • 転職では勤続年数は通算されないので、退職金の総額は少なくなるのが一般的
  • 転職では会社の雰囲気も人間関係も変わるため、精神的な負担が大きい

 

社内転職のメリット


社内転職では、いまの会社を辞めずに仕事を変えることができます。前項で示したような転職に伴うリスクの心配がないのが社内転職の一番大きなメリットです。その他のメリットも挙げておきましょう。

 

  • 同じ社内なので、事前に新しい部署や希望する仕事の情報を入手しやすい
  • 現在の部署での実績や能力が評価されるので、ミスマッチが少なく、選考が早い
  • 社内転職をした後で失敗したと思うなら、また社内転職というやり直しの機会があり、元の部署に戻れる可能性もゼロではない
  • 選考で不採用だったとしても、評価結果が知らされるため今後のキャリアプラン作りの参考になる

 

社内転職のデメリット


社内転職にもデメリットはありますが、あらかじめ知っておけば回避できることです。社内転職のデメリットを確認しておきましょう。

 

  • 元の部署の人たちの理解を得るのが難しい

今まで担当していた仕事は、後任が入るまで残された人たちが分担することになるので、負担が増えるのは間違いありません。どんなに応援したい気持ちがあったとしても、残された人たちの感情は複雑なはずです。

 

  • 新部署の人たちの先入観という高いハードルがある

志願して異動をするのだから自信があるに違いないと、新部署の人たちが先入観を持って迎えるかもしれません。そういう中で実績を上げなければならないのは、相当のプレッシャーです。転職と同じぐらいの強い熱意が必要であることは心に留めておくほうがいいでしょう。

 

社内転職の進め方


実際に経験した社内転職の例を示しながら社内転職をどのように進めるのがいいのかをみていきましょう。

 

  • 社内転職の制度がない会社で、自分で新規開拓の方法を提案し、営業部門に出戻り

 

営業部門から人事異動で移った先の部署の仕事が合わず、元の営業部門に戻りたいと思っていました。あるとき営業部門の元上司と話をする機会があり、新規開拓の営業方法を提案して、元の営業部門に戻ることができました。

自分で自分を売り込む方法であれば、社内FA制度がない会社でも社内転職できます。採用にしても不採用にしても、決まるのは転職の場合に比べて圧倒的に早いでしょう。

社内転職の制度がない会社で社内転職を行うには、元の部署の上司や今の部署の上司など、顔見知りの人を使ってうまくつなぎをつくるのが成功のポイントです。

 

  • 社内FA制度がある会社で、異動希望の理由を聞かれ「やりたい仕事だったから」と明確に答えられずに不採用

 

異動希望先の部長は「独立した人が何人かいるけれども、みんな食べていくのは大変だと言っている」と教えてくれました。選考結果は所属していた部長が「英語力は評価されたけれども、電気の知識が不足していたようだ。そこを伸ばしてまた挑戦するといい」と教えてくれました。

転職では、不採用の理由を教えてもらえませんが、社内転職は、社員のキャリアアップを目的とした制度です。通常は選考内容を教えてくれるので、今後、何を改善すればいいのかがわかります。

また、社内転職でも転職でも、応募の理由は必ず聞かれます。相手が採用したくなる理由かどうかをしっかり考えて準備することをおすすめします。

 

社内転職をおすすめしたい人


社内転職は、転職をしたい人に転職をする前に検討して欲しい方法ですが、他にもおすすめしたい人がいます。それは「いまの仕事に満足していないけれども、何がやりたいのかわからない人」です。社内転職は仕事を変える手段ですが、社内転職を検討することは、現状を分析し、やりたいことをみつけることにもつながります。次の質問に答えてみるといいでしょう。

 

  • いまの仕事の中で好きなことはどんなことですか
  • 社内にはどんな部署があって、どんな仕事をしていますか
  • 自分が好きなことができそうな仕事は、どこの部署のどんな仕事でしょう

 

何か気にかかることがあったらその部署の人にまず聞いてみましょう。何かヒントがみつかるかもしれません。

 

まとめ

転職は失敗したと思っても後戻りすることはできません。転職を決める前に、まず社内転職を検討してみることをおすすめします。会社という組織の中にはいろいろな部署があり、いろいろな仕事があります。自分がやりたい仕事と全く同じではないとしても、学ぶことがあるはずです。

社内転職を成功させるには、現部署の人たちや他部署の人たちとの日ごろからのコミュニケーションが大事です。他部署の仕事の理解を深めることにもなり、社内転職の準備になります。また、現部署の人たちには気持ちよく送り出してもらい、新しい部署の人たちには快く迎え入れてもらうことにつながるでしょう。