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ベテラン面接官が解説!転職の面接で「部下に接するときに心がけていることはありますか」と聞かれた時の答え方

質問の企業側の意図


こちらもマネジメント経験を問う質問と意図は近く、どのレベルで部下と接することができているのかを確認する質問となります。

入社してすぐに管理職あるいはマネジメント層として活躍してもらいたい、あるいは将来的にそういった立場になってほしいという面接官側の意図があります。

今回は「部下」と明確な表現がありますので、管理職として採用したいという考えの方がより強く出ているかと思います。

部下とのかかわり方は千差万別ですので一概にお答えされるのは難しいかと思いますが、ご自身の中にある信念や基本となる考えをしっかりとお話しいただきたい質問です。

ただ、それだけですと面接官もイメージしづらい部分がありますので、具体例やエピソードを交えてケースをお話しいただければと思います。

 

質問に対する答えの作り方

これまでのマネジメント経験や部下・後輩指導の中でお困りになった経験を思い出していただくと、この質問への効果的な回答のヒントが得られるかと思います。

特に手を焼いた部下や苦戦した部下との関りを思い出しておいてください。そこに部下指導のヒントやご自身の指導方法の礎がある可能性が高いです。

もちろん、現時点でそういったものが明確な方についてはそれを存分にお話しいただければと思いますが、改めて聞かれると回答に困るという方はそういった過去の経験を思い出していただくとよいと思います。

もしそれでも出てこない場合は、ご自身が部下だった際に上司から始動された内容で良いと思った経験やこれはされて嫌だなと思った経験などを思い出しておいていただき、それを反面教師としていますというような回答でもよいかと思います。

 

回答例

「これまでの部下の指導経験から、寄り添い方が人により異なるということを最も心がけております。新人で非常にプライドが高く自分はできるので指導はいらないという社員がおりました。プライドは高いのですが業務のレベルは高くなく、指導をしないと十分な成果を出せない状態でしたが、指導をしようとすると避けられるといった状態が続きました。我々から積極的にアプローチを行っても響かなかったのであえて放置して距離を置いたところ、向こうから寄ってきて質問をするようになりました。ここまでもっていくのには少し時間がかかりましたが、あえて離れていくということが響く人もいるのだなと学んだ経験でした。それ以降はよく人を観察してからその人にあったアプローチをするように心がけています。」

「私が新人の時に指導していただいた上司を真似ています。その上司や社内にいる際はたわいもない会話や冗談を飛ばしながらとにかく場の雰囲気がよくなるようにふるまっていました。一見すると本当に仕事しているのかという印象を当初は持ちましたが、ひとたびクレームが発生すると一番に部下を引き連れて謝罪対応などをおこなっておりました。印象的だったのは私がクレームを出した際に話してくれた「責任は俺がとるから好きにやりなさい。それが俺の仕事だから。」という一言です。それが心に残っており、それができるように現在の私の部下と関わるようにしています。働きやすい環境を作りつつ、最後は自分が出ていけるそんな上司像を部下に見せたいと思っています。」