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ベテラン面接官が解説!転職の面接で「誇れる実績や成功体験はありますか」と質問された時の答え方

質問の企業側の意図


こちらは「ぜひアピールしてください」という意図があります。

現在の業務でどの程度の実績を出したのか、それと合わせて成功体験をどの程度積んでいるのかを確認するためのこちらの質問を投げかけています。

実績や成功体験の大きさ(売り上げ〇億円達成、社内表彰1位、強豪とのコンペへの勝利など)は大きければ大きいほどアピールとなりますが、そこまで目立つような実績でなくても、その実績を出すためにどのような工夫をしたか、どのように周囲との差別化を行ったのかなどが明確であればエピソードの大きさはそこまでこだわらなくても問題ありません。

むしろ、ここまでやったぞ!というのをご自身のお言葉でしっかりと語った方が面接官としては印象が良いです。

やっている業務内容によっては、製品単価が低く数を提供しても数百万円ほどにしかならない場合などあるかと思います。

一方、製品単価が高く製品を一つ提供するだけで数億円という場合もあります。状況によって金額などの大きさは変わってきますので、その大きさよりもその中でなにを行ったのかを語っていただく方が面接官としては聞きたいことを聞けたなという印象になります。

質問に対する答えの作り方

ご自身の中で一番といえるような実績や成功体験を、しっかりと整理して時系列で語れるようにご準備ください。

面接官はその前提などを知らないケースもありますので、市場全体がどうなっているのか(例えば、縮小傾向にあるのか、国や自治体から規制などがかけられていないか、成長率が〇%程度で毎年推移しているなど)、一般的なレベルや標準はどの程度なのか(例えば、これまで年間売り上げが1000万を超えたことがない、一日3社以上訪問することは物理的に不可能、など)を大前提としてきちんとお伝えください。

ここを怠ってしまうとせっかくの成果も大したことないなと思われてしまう可能性があります。

例えば「月の売り上げ100万円で最高成績でした」と表現されるよりも「月の売り上げ平均が30万円の中で100万円を達成しました」と表現される方が聞いている側としてはどのくらいすごかったのかというのがイメージしやすくなります。

そのうえで、ぶつかった困難やそれを乗り越えるためにどういった工夫をしたのか、差別化をどのように行ったのかを語れるとたまたま出た成果ではなく狙って出した成果なのだなとアピールすることができるかと思います。

 

回答例

「営業担当30人中2位の成果を獲得することができました。意識したポイントは、不明点はその日のうちに解消するということです。社内の有識者に確認を取ったり自分で調べたりと、日によっては深夜まで業務をしなければならないこともありましたが、自分で決めたルールを守り通しました。繰り返すうちに業務をスムーズに行うことができるようになり、結果的に業務のスピードが上がり結果全体の中で2位という結果を出すことができました。1位まで到達しなかった要因としては、それでも手が回らなかった部分があったことだと考えております。今後はそこも含めて改善できるようにスケジュール管理を徹底していきたいと考えております。」


「お客様から感謝の形を営業数値で返していただいたことが大きな成功体験となっております。これまでの当社の一般的な営業スタイルはアポを取って一日3件ほど訪問するスタイルであったのですが、営業先が近隣に固まっていることとアポを取ってもキャンセルされてしまうなどあったことから、私はアポを取らずに訪問して1分ほど顔を出してお土産資料を置いて帰る形にスタイルを変更して1日10件訪問するようにしました。一軒一軒の成果はほとんどありませんでしたが、最終的な成果は前年比110%と通常の約2倍の伸びとなりました。」