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ベテラン面接官が解説!転職の面接で現状の課題を質問された時の答え方

質問の企業側の意図


どの範囲で課題を捉えているかを確認することで、その方の問題意識や考え方を把握する意図があります。

現在の業務と社会のつながりを意識できているかや、その課題をどう解決しようとしているのかなど、思考の範囲やチャレンジの度合いを確認しています。

こういったある種答えのないような質問については、ご自身の地頭や考え方を問う質問となりますので、答え方によってはアピールにもなりますしマイナスな印象を与えてしまうことになります。

社会問題と関連付けて課題を語れる方は視野の広さや問題意識の範囲の広さがあある方だなという印象、業務上での課題をお答えいただく方については近くのものへの関心や興味を示す方だなという印象です。

どちらも正解ではありますがどちらも答えるように準備をしていただくと対策になるかと思います。

 

質問に対する答えの作り方

可能であればご自身が感じる社会的な課題と、ご自身の業務上の課題の2つをご準備いただけるとよいと思います。

面接の流れの中でどちらを回答するかをご判断いただければと思いますが、直前に業界や会社のような大きな視野での話がされていた場合は社会的な課題を、直前に業務内容やご自身のことを聞かれているようであれば業務上の課題をお答えいただければ問題ないかと思います。

もしなにを答えてよいかわからない場合は「どのような観点で課題をお答えしたらよろしかったでしょうか?」と面接官に質問の意図をお聞きになられてもよいかと思います。

日々カウンセリングをする中で逆質問をしてはいけないのではというご質問を頂くこともありますが、お答えに困るようでしたら逆質問をしていただいても問題ありません。

お互いの共通認識を作れないまま面接が進むよりは数段良いです。話を戻しますが、日ごろからご自身の業務と社会のつながりや共通点を意識して新聞やニュースなどをご確認いただくとこういった質問への回答を得るヒントになるかと思います。

また、その課題に対しての打ち手までお話しいただけるとなおよいと思います。

 

回答例

「トランプ政権発足による当社製品の北米への輸出に関する先行きの不透明感です。現時点では特段悪影響は及ぼされておりませんが、今後の施策や対応によっては当社製品が北米に輸出できない可能性があることや現地生産の必要性が出てまいります。北米工場での生産能力は日本からの輸出分を賄える状況ではありませんので、それを事前に整備する必要がありますが、そもそもその対応を行うべきかなどが不透明である故に対策の手段を講じられない状況です。社会情勢とともにアメリカの動きを注視しながら今後の方針を立てていく必要があると考えております。」


「現在の業務上の課題は、営業プロセスの可視化です。現在10名の営業担当がお客様のところを回っておりますが、目に見えるのは最終的な売り上げのみでどの程度訪問してどの程度商談まで進んでいるのかなどプロセスがブラックボックスになってしまっています。これまでそれでうまくいっていたので改善されてきませんでしたが、数値の出る社員とそうでない社員の差が大きく開いてきましたので、そこを整える必要があります。その改善のために現在各営業担当と週1でMTGを行いながらプロセスの可視化と分析を進めているところです。」