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ベテラン面接官が解説!転職の面接で「10年後にこの業界はどうなっていると思いますか」と質問された時の答え方

質問の企業側の意図


どの程度先を見据えているのかということを確認する意図があります。

社会情勢や自社の状況などから判断できる「逆算」の視点での思考も大切ですが、現場に近い立場にいることが想定される場合は、現在の現場からの声を踏まえてこれからどうなっていきそうかという「順算」の視点でもどういった考えがあるのかを問うています。

一般的な社会動向を踏まえつつ、現場で手に入る情報や感覚を踏まえてこちらの質問に答えられると、面接官からの評価はプラスになるかと思います。

 

質問に対する答えの作り方

まず大きな社会情勢や業界全体の動きを捉えてください。

拡大・増加傾向なのか縮小・減少傾向なのか、日本製品が優位なのか海外製品が優位なのかなど。そののちに、現場から上がってくる情報がそれと合っているのかを考えてみてください。

市場全体としては縮小傾向であるのに対して、自社の製品の売れ行きが増加傾向であればそこにギャップがあります。自社製品の強みが発揮されているのか、はたまた営業担当者の頑張りでそうなっているのか、あるいはまったくほかの原因か、など考えられる点を日々の業務の中から見つけていただくとよいと思います。

全体的な傾向と現場で感じる傾向が似ていればそのままお話しいただきその中でどう勝ち残っていくのかやその傾向がいつくらいまで続くのかやそこに打つべき一手などまでお話しできるとベストです。

逆に、全体的な傾向と現場で感じる傾向にギャップがあるのであればなぜそれが起きているのかを分析し、今後どうするべきかまでお話しいただけるとよいと思います。

もちろん、社内の機密情報などあるかと思いますので、お話しされる範囲については細心の注意を払ってお答えください。

 

回答例

「新領域への展開を考える必要があると考えます。少子高齢化の影響を受けて市場全体は減少傾向にあり、当社の製品自体も売り上げ自体は減少傾向にあります。このままいくと10年後については市場の30%がなくなると算出されておりますので、このまま同じ製品を出し続けるのは大変なリスクだと考えております。そこで、当社の強みである〇〇を生かして、〇〇の市場に打って出るのはどうかと個人的には考えております。こちらの市場はまだ他社が進出していない領域でありますし、当社の強みを十分に生かせる市場だと考えております。現時点では個人的な考えとして持っているだけではありますが、いずれは新規の企画として挙げたいと考えております」

「より消費者の志向に合わせたマーケティングが必要になると考えます。業界全体としては売り上げは減少傾向ありますが、自社製品の売り上げは増加傾向にあります。成功の要因は、ターゲットを主婦層に絞ったことと、それに合わせてプロモーションを行ったことで、必要だと思ってくださるお客様に効果的に届けることができたからだと考えています。製品自体の需要が下がったというよりは必要とする層が変わってきたということだと捉えておりますので、よりターゲットを絞った方法での拡販が必要になってくると考えております。」