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ベテラン面接官が解説!転職の面接でこれまで最も厳しかった仕事について質問された時の答え方

質問の企業側の意図


過去にどの程度の業務経験があるのか、どういったことを厳しいと感じるのか、それをどうやって乗り越えたのかという点を確認する意図があります。

それが社会的な動きからくるある種致し方ないものであるのか、お客様からの要望など社外の相手がいるものなのか、自社内での軋轢などうまく着地点を見出すことで解決するものなのかなど、どういったことを厳しいと感じるのかを確認することで今後の仕事で躓く可能性や現在の社内の様子を踏まえてなじめるかどうかを確認しています。

また、ビジネス上では厳しい仕事を経験することはよくあることでもありますので、それをどのように捉えて消化し乗り越えたのかを見たいという背景もあります。

 

質問に対する答えの作り方

まず、これまでのご経験をしっかりと振り返り、最も厳しかったなと感じる業務を思い出していきましょう。

その中で、どういった観点で厳しかったのかを語れるようになること、その状況をどう捉え、どのように解決しようとしたのかを時系列でお話しできるように整理しておきましょう。

厳しいという言葉をどうとらえるのかがポイントになりますので、シチュエーションを含めてどう厳しかったのかも説明できるようにしていただくとよいと思います。

事前に整理するということは非常に重要で、面接時間が限られている中で効果的にコミュニケーションを進めるために必要な作業となります。

 

回答例

「台風の中での現場管理業務が最も厳しい業務でした。各工程の納期が迫っている中で、大型台風が2つ続けて上陸したことがありました。私は施工管理者として現場に泊まり込み、現場の保全を一人で行っておりました。社内的にも受注のピークであったため、ヘルプを頼める状況ではありませんでしたので一人で完遂する以外の選択肢はありませんでした。心労で体調不良になりかけた時期もありましたが、このまま雨が降り続けたらこうする晴れたらこうするといったシミュレーションを行いとっさに動けるように準備することで心を落ち着けるようにしました。やはり天候不順により工事を進めることができず、竣工時期はずれ込んでしまいましたが、品質には全く問題ない物件を完成させることができました。」

「社内でのコミュニケーション不足からくるいがみ合いの解消が最も厳しい仕事でした。拠点をまたいだプロジェクトであったためメンバー間のコミュニケーションがとりづらい状況でした。そのような中でミスが起きクライアントに迷惑をかける事態となってしまいました。それを別拠点のメンバーのミスだとお互いに擦り付け合う状況になってしまい、お互いにいがみ合う状況が数週間続きました。そういった状況ですので依頼対応などはほとんど進まずプロジェクトは大幅な遅れを発生させてしまいました。このままこの状態が続くとプロジェクト自体もなくなってしまう可能性があったため、私は現地の拠点まで訪れメンバー一人一人と話す時間を作り、矛先を社員ではなくプロジェクト完遂に向けるように努力しました。社員間のいさかいは最終的には消えませんでしたが、なんとかプロジェクトとしては形にすることができました。」